閑話
一花一人一期一会。お念仏を称えてこの出遇いに深く感謝いたします。
暁のあと、日の出前に東の空が明るくなってくる時間帯が曙(あけぼの)です。
人は花 花は人 一人一花一語一会
一枚の写真のなかに人生の物語があることも・・・。
平凡な凡夫には 平凡な花が似合う
ヤマシロギク ヤマシロギクだろうと思います 境内に一輪だけで咲いています この花のシンプルな美しさが とても気に入っています 言葉で表現することは難しいのですが 『歎異抄』を連想しています 余分な修飾語を全部そぎ落としたあとに残る 省略の美とも言…
心の内には 人生の闇を照らす 灯火(ともしび)が 確かに灯っています
晴れの日も雨の日も嵐の時も、散る瞬間まで精一杯生きなさいと呼びかけているようでした。
今後ともどうぞ気長にお付き合いください
お互いの見解が異なっても 相手を認めあい 尊重することが大切です
人生の苦悩が機縁となり自分自身のあるべき姿を見つめていく道場となる、それがお念仏の功徳(くどく)かもしれません。
お慈悲のなかではみな兄弟姉妹
野花や小さな生きものを見ると、とても愛(いと)おしく思えてきます。
失うことのない真(まこと)の宝