ほうわ

み教えに学び自分自身をふりかえります

かおりに生きる花の はなし

ある寺院の掲示板より

掲示板の言葉「姿より かおりに生きる 花もある」
ある寺院の掲示板に書かれている言葉を見て心がひかれスマートフォンで撮影。この掲示板の言葉は同級生が手書きで書いたものです。お寺の人ではなく一般門徒です。
今年古稀の同級生ですが、仏法をともに味わう法友としてあうことができることは、なによりもうれしいことです。そんなことを先日会ったときにも話しました。

お互いに思うようにならない人生を歩んできました。それを承知のうえで写真を見ながら心のなかで法友と会話をしています。

知人との会話
最近、お互いにスマートフォンの写真などを見ながら、会話をすることが増えたのですが、先日、ある知人のスマートフォンに保存してあった写真を見せていただき驚きました。

自宅の庭土を掘り返したようなあとがあるので、市に動物捕獲の檻を設置してもらったところ、アナグマハクビシン・キツネがつづけて捕獲されたとのこと。そんなことがあるなんて・・、でもキツネはかなり痩せていました。

直接対面して対話をするのが一番
私も最近、ご門徒や知人にスマートフォンの写真やブログを見せながら、会話をすることがよくあります。もちろん直接対面し相手の顔を見て、肉声を聞きながら対話をするのが一番落ち着きます。そのうえでの話しです。写真が実際に対面して会話をする時、意思疎通をはかる手段の一つになっています。

門徒との会話
今日もご門徒宅にお参りをして、宮ノ下コスモス広苑や、境内ケヤキの写真・法話ブログ等を一緒に見ながらいろいろと会話がはずみました。

花の名前や開花状況、咲いている場所等を教えていただくこともあります。

職業上の体験

長く写真現像・プリントの仕事をしていたときに、写真が意思疎通をはかる手段になっていたことを何度も体験しました。お客さまと写真のことで会話をすることもよくあることてした。プライベートのことなので、こちらから話しかけることはあまりありませんでしたが、お客さまが自ら語られることはよくあること。

遺影が語る人生の物語
一枚の写真のなかに人生の物語があることも・・・。遺影にも物語があります。生前に自分の遺影を用意しておきたいと、現像・プリントを依頼されたことが何度もありました。

思い出の写真
誕生・入園・入学・卒業・成人式・就職・結婚・出産・退職・死別。自然・花・趣味・旅行・商品・現場・事件・事故・災害・・・。

さまざまな思い出の写真をどれだけ現像・プリントしたか。とても数えることはできません。どこかの、だれかのアルバムのなかで、物語を語っていることだろうと思います。

ただ、事件・事故・災害・死別の写真には辛く悲しい物語もあります。辛く悲しい物語をたくさん聞いたから、今は植物や小動物の姿を見つめて、癒されたいのかもしれません。
また学生時代に所属したサークルの過去・現在の写真をSNSアルバムで共有して、全国に点在している友人たちとトークをしています。

信心の花 お念仏のかおり
法座で写真を見ながら法話をすることもよくあります。プロジェクターを用いたり、楽器を演奏したり、歌を歌って法話をする人たちと同じです。

法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)の尊い物語が背景となり、心に信心の「花」が開き、智慧(ちえ)の「かおり」が弘まる、そんな話しを・・・。

これからも新しい物語を撮影し続けたいと思います。
どこかで、だれかと尊い物語を語りあうために・・・。

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