亡父の日誌に記された言葉
1969(昭和44)年 亡父当時48歳
今日の一日を誠実に生きること。
自らの分を尽くすこと。
門徒、村人に対して
信仰に生き信仰に死すべきことを
刻銘(こくめい)に印象づけるよう
相対(あいたい)すること。
最大の遺物は信仰と人格なり。
父も祖父も
信仰に生き信仰に死すべきことについては
毀誉褒貶(きよほうへん)にかかわらず
愚直(ぐちょく)なまでに
妥協をすることがありませんでした
信仰に生き信仰に死すべきことを
自らの生きる姿で具現(ぐげん)しようとした
生涯でした
そのことを人に語ることは
なかったかもしれません
自分の心に刻んだのでしょう
私もそのように生きたいと思っています
※毀誉褒貶(きよほうへん) ほめたりけなしたりすること